農地転用の費用 ○○○万円かかりました【140坪の土地】

家づくり
記事内に広告が含まれています。

こんにちは,ちゃんぴーです♪

前回は私が田舎の畑(田)に家を建てると決めて,農地法3条~確定測量までにかかった費用や手順を紹介しました。今回はその続きになります。

農地転用の費用にいくらかかったのか。先に結論を言います。

ちゃんぴー
ちゃんぴー

かかった費用の合計は,265万円です!

これが高いのか安いのかは,私にはわかりません( ;∀;)

ここでは私が体験した手順費用の詳細をお伝えします。

最後まで読んでいただけたら嬉しいです♪

 

地目を田→宅地に変える

誰かから農地を譲り受けるもしくは購入するとき,その土地の名義はその人で,地目はおそらく畑や田になっていると思います。その地目を変更する手続きが農地転用です。

私は都合により,所有権だけを移動する農地法3条の許可申請だけをしていました。なので次は農地法5条の申請を行い,農地転用をしていきます。どんな手順で進めたのかを紹介します。

 

農地転用(農地法5条)の手順

  1. 行政書士さんを紹介してもらう。
  2. 委任状を書き,農地転用許可申請を依頼する。
  3. 1か月後,農地転用の許可が下りた通知が届く。

これだけ?と思うぐらい少ないですね(笑) 3条許可申請のときは費用削減のため自分で資料を作成しましたが,今回は素人が手を出せるものではありませんでした。依頼してしまえば申請に必要な書類はすべて用意してくれるので,本当にあっという間でした。

 

農地転用(農地法5条)にかかった費用

行政書士さんに申請手続きを依頼した費用がかかっています。依頼する事務所や,土地の状況によって価格は変動するので,参考程度にお考え下さい。

農地法5条許可申請手続き
(役所協議,書類作成等)
125,000円
図面作成業務70,000円
その他諸費用2,000円
消費税(10%)19,700円
合計216,700円

 

造成工事でいよいよ家づくり

農地転用が終われば,いよいよ家づくりのスタートです。畑や田んぼを宅地に造成していきます。ここでかかる費用や工事内容は,それぞれの土地の状態や広さ,近隣への影響などでかなり変わってくると思います。

では私の土地ではどんな工事を行なったのか,話していきたいと思います♪

 

わが家の宅地造成工事

宅地造成工事とは,家を建てるために土地を平らにする工事です。具体的には,擁壁工事・土工事・排水工事などがあります。

↓ちゃんぴー宅の土地スペック

  • 約140坪
  • 三角形っぽい土地の形
  • 南・東に道路,西に隣家の車庫,北に用水路
  • 畑と道路面との高低差は20~60cmほど
  • 元々が田んぼだったため,水を引く穴抜く穴がある

土地の周りに隣家や他の農地などが接していないので,擁壁を設置する必要はありません。畑の土と道路面の高低差もそこまでないので,盛土もほとんどありませんでした。家庭菜園用に土を残してもらったので,残土処分もなかったです(畑の土の処分費用は高いらしい)。しかし一つだけ問題が。それが水を引く穴(水口みなくち)をどう埋めるか問題!

造成業者の方から話を聞いたとき,当初は『水路から畑へとつながるパイプの出入り口をコンクリートで塞ぐ』という計画でした。これを農業委員会に相談(水路が市のものなので無断工事はだめらしい)したところ,却下されました。「道路の中にパイプが埋まったままになるので,いつか事故やトラブルになるかもしれない。道路を掘ってパイプを取り除いてほしい。」とのことでした。

「え,道路を掘る?そこまでしないといけないの?」頭を悩ませ再度農業委員会に相談しましたが,どうにもならず。少し納得はいきませんでしたが,追加費用でパイプを取り除く工事もすることになりました。

ちなみに水を抜く穴(排水口)の方は,出入り口をコンクリートで塞ぐだけでよかったみたいです。排水口の方は,水路とつながっていないからだそうです。

元々が農地だった土地なので,こういうことも結構あるみたいです。造成をするときには想定外のことが起こらないように,業者の方との連携をしっかりとっていきましょう

 

宅地造成工事にかかった費用

今回は140坪の土地を工事期間5日間で宅地造成した費用の見積もりです。依頼する業者だけでなく,土地の状況によっても価格は大きく変動するので,参考程度にお考え下さい。

コンクリート撤去・処分・復旧工事360,000円
草刈り・伐根作業90,000円
土鋤取り・表土運搬180,000円
盛土・聖地・転圧436,500円
水路管撤去・復旧工事170,000円
重機回送費50,000円
その他諸経費260,000円
端数調整-6,500円
消費税(10%)154,000円
合計1,694,000円

 

まとめ

畑を宅地に変えるまでの流れを振り返ってみると…

  1. 農地法3条許可申請
  2. 確定測量
  3. 農地法5条許可申請(農地転用)
  4. 宅地造成工事

という感じでした。かかった費用の合計は,2,653,200円となりました。

ここに至るまでに,いろいろな方と話し合いをしてきて,様々なトラブルもありました。一言でいうと,けっこう大変でした! だけど,それを差し引いても良かったことがあります。

☆土地の費用が約265万円だけ!
広い土地をゲット!

もし実家が農地を持っていたり,田舎に住みたいと思ったりしている方がいれば,ぜひ参考にされてみてください。

以上,ちゃんぴーでした♪

 

ハウスメーカー選びや間取りに悩んでいる方へ

 

おそらく一生で一回の家づくり。「理想の家をつくりたい」というのもあるけど,「後悔したくない」というのも本音ですよね。

だからといって,住宅展示場に行ったらしつこく営業されるのもイヤだし,子どももいるから長時間話を聞くのも難しそう…,と私も悩んでいました。

タウンライフなら,そんな悩みを解決できます。

  • 全国1180社以上の会社から好きなハウスメーカー・工務店を選べる
  • 複数のハウスメーカーから自分の希望に沿った間取りを作ってもらえる
  • 土地が決まっていなくても大丈夫
  • 営業マンに会わなくていい
  • 依頼料は無料(0円)!

私も実際に使ってみて,とても参考になりましたし,私の希望に沿った初めての間取り図が送られてきたときには,本当に感動しました。しかも,お手軽無料!

 

実際にハウスメーカーから届いた間取り

 

私が結果的に一条工務店に決めることができたのも,タウンライフに依頼して様々なメーカーと比較できたからだと思います。

「無料ならちょっとやってみようかな」ぐらいの感覚で大丈夫です。どうぞ気軽に利用してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました